ためになっていることば
前の記事で数学がすきになった経緯を書いておきましたが,
数学がすきになりたい自分にとってためになっていたこと,
そしてすきになった今も意識していることをかいておきます.
これは, 数学ができなかった時, すきと言えなかった時に, 人からアドバイスを求めた時に響いた言葉です.
主にこの 3 つです.
- 具体例を考える
- 幾何的な(具体的な)イメージをもつ
- 使える道具の引き出しを増やす
1 について
数学で書かれている言葉ってなんだかよくわからないなって人は結構多いとおもいます.
そんな時, 実際それってどういうことなんだろう?ということを, 身近な例でも, 具体的な数字をいれてみるとかでもいいので, 考えるようにしてみてください.
でも数学が苦手な人は, 「そんなこと言ってもどういう具体例考えてみたらいいかわからないもん!」ってなるとおもいます 笑
わたしもそうでした 笑
そんな時は, 数学がすきだとか, 数学が得意な人に, どういう具体例があるのか聞いてみるのがいいかなとおもいます.
できる人の考え方をどんどん自分に取り込む感じで, 脳内の回路の繋ぎ方を真似してみると, 一人でもだんだんわかるようになることがあります.
2 について
1 ともちょっとかぶるのですが, 具体的なイメージをもてたら, それが幾何的, つまり絵的にはどういう感じにかけるのか, どういう意味をもつのかな, ということを意識してみるといいとおもいます.
すべてのものに対して幾何的なイメージをもつのはなかなか難しいことだとおもうので, できる範囲で.
発表スライドを作るときもそうだとおもうのですが, やっぱり絵でかけるものは絵でかいた方が人は理解しやすいです.
視覚に訴えかけましょう 笑
(ただし, 絵にすることで変に勘違いしてしまうこともあるので, その辺は無理して絵に起こさないようにした方がいいかもしれません...)
3 について
これは数学に限った話ではないのですが, いろんな分野において, その分野で扱われる言葉や道具や定石のようなものってあるとおもいます.
そういうものをちゃんと自分の引き出しとして増やしていけば, 理解できることが多くなるなあとおもいます.
言ってしまえば当たり前のことではあるんですが...
でも, 引き出しを増やすことが難しいんです.
いろんな道具や定石を自分の引き出しとするには '慣れ' が必要で, そのためにはたくさんの道具や定石に触れておく必要があります.
たくさん触れていると, そのうちに使えるようになれたり, 自分がその使い方に抵抗感がなくなったりします.
苦手なことに対してたくさんのことに触れろ, というのはなかなかな拷問だとおもうので, 苦手だけどすきになりたい, できるようになりたい, とおもう人には, ぜひたくさんの道具や定石と出会う機会を増やしてみてほしいとおもいます.
思いついたことをまとめてみましたが, また思い出したら追加するかもしれません〜.
ではでは, ここまで読んでいただきありがとうございました!