人生初の国際会議で発表してきました!
長らく日記の更新をさぼっていましたが
先日とある国際会議に発表者として参加したので,その感想を書こうと思います.
卒論の内容をブラッシュアップして英論にして出すという計画を指導教員から提案され,
人生でいちばん苦労したといっても過言ではないほど大変だった論文執筆の苦労?が報われ?て,
2 週間ほど前,国際会議への参加が叶いました.
開催されたのはポルトガルのマデイラという島でした.
東京から行くには飛行機の乗り換えが 2 回必要で,大体 1 日かけて行きました.
久しぶりの海外,初めてのヨーロッパ,初めての国際会議での発表,ということもあり,
行く前には不安で不安で仕方がなかったです(羽田空港で泣いたほどでした).
しかし,いざ着いてみると,たくさんあった不安な気持ちも,移動の疲れも忘れてしまうくらいきれいな島でした.
澄んだ青空,木々の緑,白壁にオレンジ色の屋根のかわいいお家という
なんともすてきな色合いの景色に出迎えられ,
着いた瞬間からわくわくしました.
来てよかったなあとすぐに思いました.
自分の発表が会議の最終日だったので,プレゼンを練習する時間があったのは大きかったですが,
場所がいいところだったので
下手にこんつめすぎなくてすみました.
また,初日のウェルカムドリンク(会議の参加者に向けたちょっとしたワインのサービス)の場でブラジル人の若手研究者と話ができたお陰で,
会議でもひとりぼっち感がなかったのもよかったです.
自分の拙い英語を聞き取ってくれようとする彼の態度にはとても救われました.
発表の前日の夜と当日の朝は,ホテルの部屋でプレゼンをたくさん練習しました.
25 分間のプレゼンだったのですが,
スライドを見れば何を話すかをすらすら言えるくらいにまで練習したので
本番でも自信を持って発表できたと思います.
また,チェアマンのおじさんがいい人だったので和みました.
例のブラジル人研究者はわたしの発表を聞きに来てくれて,
真っ先に質問をしてくれました.
彼の質問内容はちょっと理解することが難しかったので
セッションのあとで議論しましょうと言って乗り切りました 笑
こういうことを言って Q&A を乗り切るという手段はよく聞きますが
こういうことを躊躇わずに言えたのは,
彼とそれなりに話をした仲だったからでした.
自分のセッションの前にちょっとした仲間をつくっておくのは大事だなあと思いました 笑
セッションが無事に終わって,証明書をもらって
やっとやり終えたぞ!!!!!という達成感でいっぱいになりました.
とても気分がよかったです.
日本ではあんなに不安だったのに,こんなに清々しくやり遂げることができたのがとても嬉しかったです.
この日は夜にバンケットがあり,
そこでは隣の席に座った中国人の若夫婦と仲良くなりました.
自分は中国語が好きでちょっと話せることや,中国で LINE の代わりに用いられている wechat を使っていることもあり,
すぐに仲良くなることができ,連絡先も交換して,写真も一緒に撮りました.
また,同じテーブルに招待講演者がいらっしゃったので
ちょっとだけ話しかけにいくこともできたのもよかったです.
国際会議に行くことがわかってからというもの,
外国人(特に白人)を見ただけで萎縮してしまって話せない自分を直したくて,
ちゃんと外国人と臆せずコミュニケーションをとりたくて,
大学院生のくせに英語の授業をとって毎週英語に触れる時間を作れたことは
とても功を奏したと思います.
これからもコミュニケーション能力は磨いていきたいと強く思いました.
そんなわけで,人生初の国際会議はとてもいい思い出になったし,
いい経験もたくさんできて,
自分の幅も広がったと思えたものになりました!
本当に行けてよかった!!!